louis poulsen①〜PH Artichoke〜
こんにちは。
本日はLouis poulsenの〜PH Artichoke(アーティチョーク)〜
を見ていきたいと思います。
商品詳細
▼サイズ
・φ480 x H465(mm)
・φ600 x H 580(mm)
・φ720 x H650(mm)
・φ840 x 720(mm)
▼電球(口金E26)
LED球
・42W 2700K
・42W 3000K
・98W 2700K
・98W 3000K
白熱球
・200W
▼素材
スチール、光沢クロームメッキ、アルミ
▼備考
電気工事必要
▼カラー展開
・銅
・真鍮
・ホワイト
・ステンレス
・ポリッシュ ステンレス
・ブラック
▼メーカー
Louis Poulsen(ルイス ポールセン)
▼デザイナー
Poul Henningsen(ポール ヘニングセン)
こちらは照明に興味の無い方でも見たことある。もしくは知ってる。
という方が多いのではないでしょうか。
世界で1番有名な照明と言っても過言ではない
~PH5~(勝手に思ってるだけです)を生産しているLouis polsen社の
代表的な照明のひとつで、世界中で大人気の光のオブジェです。
特徴的な72枚の羽根の内側が光を反射して下のシェードを
照らすことで、器具全体を照らし、光のグラデーションのように
綺麗な陰影を作り出しています。直接中の光源が見えないように、
羽根は12列に6枚ずつ正確に配置されている為、完璧なグレアフリー
(眩しさや不快感のないこと)となり、使用する人にも優しく
心落ち着く空間にしてくれます。
通常シャンデリアは電球が表に出ているものだが、
PH Artichokeは中に電球を隠し、光がシェードに反射して間接光と
なることで、見事な陰影が出ている。
そして、その陰影が格式高いものにしてくれます。
ゴージャスさとリラックスを兼ね備えたキングオブシャンデリアです。
▼製作背景
PH Artichokeは1958年にPoul Henningsenがデンマークの
コペンハーゲンにあるLangelinie Pavillonen
(ランゲリニエ・パヴィリオン)のレストラン向けにシャンデリアの
製作を依頼を受けたことからデザインされました。
当時、Poul Henningsenは以下の条件を含む照明器具の設計を
依頼されました。
・全体的に統一感のあるシャンデリアであること。
・外観から見ても美しく見える物。
・テーブル席では別の照明が光を補う。
・シャンデリアは華やかで温かみのある光を出すこと。
テーブル席の光はシャンデリアと競合せず、心地よい光を出すこと。
・不点灯時でも美しいデザインの物。
Poul Henningsenはこれらの条件を含む照明器具をわずか3ヶ月で
完成させました。
元々の原型として1927年ごろにデザインされた「PH Septima」という
7枚のガラスシェードのペンダントランプを発展させてデザイン
されました。
(「PH Septima」は通称『ガラスの王冠』とも呼ばれ、
ガラスを使用したシェードであった為、当時は資材不足の影響で製造が
出来なかったいわば幻の名作と言われてました。
が、ついに昨年満を辞して発売となり話題にもなった名作です。
こちらも別途ブログでご紹介したいと思います。)
▼設置イメージ
何だこれは!!Artichokeの贅沢使い!w
Louis Poulsen本社にて。
発売されてから約60年程経った現在でも世界中のあらゆる場所で
使用されており、格式の高い空間から一般住宅に至るまでどんな
空間にもフィットする適応性の高い照明。
それが名作といわれる所以なのだと感じました。